大人の発達障害の症状チェックリスト

大人の発達障害の症状チェックリスト

過眠

長時間寝ても、寝た気がしない

朝起きれない

日中の眠気が強い

いつも疲れた感じがする

不注意

集中して話が聞けない

部屋の片づけができない

仕事や勉強などで気が散りやすく、集中力が続かない

課題を最後までやりきれない

忘れ物や落し物が多く、物をなくしやすい

約束を忘れてしまう

ケアレスミスが多い

金銭管理ができない

平行していくつものことができない

課題や仕事を順序だてて行うことが難しい

じっとしていると落ち着かない

多動性

おしゃべりが止まらない

自分のことばかりしゃべる

そわそわした感じで、落ち着きがなく、じっとしていられない

体の一部を動かす

おしゃべりに夢中になって、今やらなければならないことを忘れてしまう

衝動性

突発的に話し相手の傷つくことを言ってしまう

内緒の話を、次の瞬間、他の人にしてしまう

思いついたことを、すぐに言動に移す

些細なことでイライラしてしまう

衝動買いをしてしまう

何かに依存してしまう

気分の浮き沈みが激しい

我慢するのが苦手

キレやすい

社会性

自己中心的な言動が多い

人の気持ちを理解するのが苦手

人間関係が苦手

臨機応変な対応が苦手

表情が乏しいと言われる

空気を読み過ぎて、人と接するのが疲れる

思ったことをそのまま言ってしまう

本音と建前の区別がつかない

コミュニケーション

曖昧な表現や冗談が苦手

自分の興味のあることを一方的に話してしまう

会話が噛み合わない

表情や場の雰囲気を読むのが苦手

人前で演じている感覚がある

気を使い過ぎて、逆に疲れる

頭で考えていることを人に話すのが苦手

• 11のコミュニケーションは何とか出来ても1対複数では上手く出来ない

想像力

抽象的なことをイメージしたり、理解したりすることができない

実際に目の前にないことを想像できない

多くの人が「常識」と思っているようなルールがうまくつかめない

ゼスチャーの意味が理解できない

暗黙の了解がわからない

強迫観念、強迫性

固定観念にとらわれやすい

数字へのこだわりがある

潔癖症の傾向にある

ネガティブな思考が頭から離れない

やめられないルーチンがある

その他の特徴

興味があるものには集中しすぎてしまい、切り替えが難しい

興味がないことは途端にスイッチがオフになる

ぐるぐる思考頭の中で思考がぐるぐるものすごい勢いでまわっている

極端な思考で、臨機応変にとか適当に加減することが苦手

音や臭い、皮膚感覚、痛みなど、様々な感覚が過敏

こだわりが強く、ルーティンを好み、イレギュラーに混乱する

計算力や記憶力などが突出して優れ、他の脳機能と比較しアンバランス

学習障害

算数障害

数が数えるのが苦手だった

時計が読めない、時間がわからないことがあった

算数の簡単な1桁の足し算や引き算が暗算ではできなかった

繰り上がり、繰り下がりができなかった

九九がなかなか覚えられなった

図形の模写(視写)が、困難だった

筆算はできるが、いまでも暗算が苦手である

書字表出障害

就学前に文字に興味を示さなかった。就学してからもひらがなで書けない文字があった(特に拗音や促音が困難だった)

カタカナが習得できなかった

字をなかなか覚えられない、覚えても、忘れやすい

漢字を写字(視写)で間違える。漢字の部首の偏と旁(つくり)が逆になったりする

ローマ字がなかなか覚えられない、だった

英語の読み書きが苦手である、だった

読字障害

聴力は正常にもかかわらず、言われた言葉を聞き間違えることが多い

音読の速度が遅い。一文字ずつ区切って読む逐次(ちくじ)読みをする

文字や行を読み飛ばしすることが多い

語尾や文末を読み誤ることが多い

「ろ」や「る」など形の似ている文字を見分けることができない

いままで、知能、性格、心理的なものとされていたものが、脳の発達のアンバランスによって引き起こされていたことも考えられます。大人になった人たちの中には、最初のリストに書いたようなことで、現在でも生きづらいと感じている人たちがいます。

そんな悩みを抱えた大人の脳のバランスを整えて、少しでも生活が楽になるようにトレーニングを行います。

脳は、刺激を受けることで発達します。もちろん子供の方が、脳の発達は起こりやすいですが、大人になったら発達しないというものではありません。他の人と比べて、刺激が不足している、という考えのもと、その不足している刺激を与えて脳の発達を促します。