遠赤外線サン・ビーマーとは、

遠赤外線とは?

遠赤外線は温かい、体にいい、などの言葉をよく耳にするかと思います。当スタジオでも遠赤外線の有用性を早くから気付き取り入れていますが、他の温熱器具と何が違うかあらてめてご説明します。

光は波長帯によってその名称と性質が異なります。目に見える波長の可視光線の赤の外の、つまり目に見えない赤よりさらに波長の長い波が、赤外線と呼ばれています。

赤外線は、大きく“近赤外線”と“遠赤外線”とに分けられ、およそ3~1000μmの電磁波が“遠赤外線”です。
“遠赤外線”はあらゆる物質から必ず放射されていて、高い温度の物質ほど“遠赤外線”を強く放射する特徴を持っています。もちろん人の身体からも放射されてます。

赤外線のなかの遠赤外線と近赤外線
赤外線は太陽光線の一種で、熱を送る光のことです。 赤外線は波長0.76~4ミクロンの近赤外線と、波長4~1000ミクロンの遠赤外線に区分され、わたしたちの身体に最も有効とされる波長は8~14μmと言われ遠赤外線に含まれます。

皮膚への透過吸収は、近赤外線で深さは30mmに達します。近赤外線は対象物を直接暖める性質を持つ光線です。その性質は、主に皮膚の表面だけを温めるものです。一方、遠赤外線は対象物を直接暖めるはたらきはありませんが、有機物を内部から暖める性質があります。

■遠赤外線(8μ~14μ)の人体への作用効果
遠赤外線は皮膚の下40~50mmまで到達し人間の細胞を共振させて深い内部から加温します。微細血管の拡張、血液循環の活性化、新陳代謝の強化、組織再生力の増加、成長の促進作用があります。

また遠赤外線の照射は、人体細胞の共振発熱が原理ですから、皮膚の表面から伝導熱だけに頼る近赤外線などに比べて温感が強くなくまろやかであるのも大変よい特徴といえます。

育成光線について

“遠赤外線”のうち、8~14μmのごくわずかな波長帯は“育成光線”と呼ばれています。
この育成光線”は、水ともっとも共振共鳴作用を起こしやすい波長とされ、熱エネルギーが水分を多く含む動植物の深部まで伝わりやすく、さらに人は血液が循環しているため血液にのって広範囲にまで効率よく伝わります。結果、 “体の芯まで温まりかつ持続する(深部体温が上がる)” という特徴が生み出されます。そうした特徴から、毛細血管拡張・血行促進・代謝up・自律神経の調整などの作用があるとされています。

だいたいのサロンでは、近赤外線を使っていますが、近赤外線などの温熱器は温度が高く、長時間体にあてることができません。遠赤外線は、表面温度が低く、心地良い温度感で長時間ご使用いただけます。大切なのは体内の「深部温度」です。こたつや電気毛布など温めるのとは異なり、サンビーマーの場合、皮下の深部の温度が上昇して、毛細血管まで拡張します。そのことで、深部血流が良くなります。なので、ただ単に温めるのではなくて、効果の高い方法で温めていただきたいです。