位相差顕微鏡

たった一滴でわかる

測定料:¥2,200

スタジオパタカの血液観察は、その場でご自分の生きたままの血液状態を観察することができます。健康診断などで行う血液検査とは異なり、血液の様子をリアルタイムで観察するサービスであり、病気の診断・検査を行うものではありません。体温計・血圧計と同じで現在のご自分の身体の様子を知り健康維持に役立てて頂くことです。

【一滴の血が示す現在のあなたの健康情報】

現代の医療現場では貧血や白血病などの血液疾患を診断するとき、試薬を塗布した固定標本、すなわち生きていない細胞にいろんな染色法を行い観察します。これからお話しする当スタジオの方法は、その場でご自分の生きたままの血液状態を観察することができます。海外ではLive Blood Analysis(LBA)、日本では毛細血管血球観察や血液観察、FBO(新鮮血観察=Fresh Blood Observation)と呼ばれ、指先に小さな針を刺して採取した一滴の血液を固定・染色せずにそのまま生きた状態で観察します。西暦1990年~2000年に流行り、よくテレビの番組でドロドロ血液といった内容で放送されたり、血液を見せながらブレスレットを売る業者が摘発されたこともあり、血液を観察自体がインチキな行為であるかのように誤解されている歴史もあります。しかし、血液観察自体は通常の検査方法ではわからない多くの情報を教えてくれるすぐれた検査方法で、単にドロドロ・サラサラを見るだけのものではありません。

血液は全身をくまなく循環し、細胞の活動に必要な酸素や栄養素を供給するとともに、二酸化炭素や老廃物 を排泄器官に持ち帰ります。血液が健全な状態であれば、その人の健康も高い状態に保たれていると考えます。血液は、血球と呼ばれる細胞成分と血漿と呼ばれる液体成分から成り立ちます。

血球には、

・主に酸素や二酸化炭素の運搬を受け持つ赤血球

・生体防御に大きな役割を担う白血球(顆粒球、単球、リンパ球など)

・止血に役立つ血小板 

血漿中には、

・糖

・タンパク質

・電解質など

・凝固因子

・免疫グロブリン

・老廃物など

顕微鏡で観察したときに、赤血球がきれいな円盤形をして軟らかく、一個一個がバラバラに動いていて、血漿中に余計な浮遊物は見当たらないきれいな状態が理想的です。

実際に血液観察を行うと、多くの人の血液にいろんな変化が見られます。赤血球が本来の丸い円盤形ではなくトゲトゲに変形してしまった状態や、重なり合ってつながった状態。すぐに膨張して溶けて消えてしまうこともあります。血漿中にきたない異物が浮遊していることも少なくありません。細かく動く粒子状のものやクモの巣のように見えるもの、カビのような浮遊物や動き回るバクテリアのような遊走体まで見つけることがあります。

このような血液観察から、取り込んだ栄養がきちんと代謝されているか体内毒素が浄化されているか、飲水量や栄養バランスはうまく保たれているか、ストレスで精神が疲れてはいないか、さらには癌になりやすい体質になっていないか、といったことを推察できるようになります。

 

料金

2,200円/回 10分程度

ご自身で健康食品やサプリメントをお持ちになって、飲食前後に2回行う場合は2回で3,300円とさせて頂きます。

スタジオパタカのその他のサービスを同時に受けられる場合は、サービス料に加えて1,100円頂戴します。治療前後で計2回行う場合は、2,200円となります。またパーソナルヘルスコーチングをお受けになられる方は、追加料金は頂いておりません。

*血液観察では、医師法などに抵触する医療行為(診断、治療、処方箋など)は一切行いません。

*現在の血液状態を観察することにより、生活習慣(特に食生活)の改善に役立てていただくことが目的です。病気の発見をするためではありません。

 

採血は必ずご本人様に行って頂きます

セルフチェックの手順

1.指先をアルコール綿で消毒し、アルコールが乾燥するのを待つ。

2.採血器具のトリガーを確認して持つ(この段階ではまだトリガーは押さない)。

3.採血する場所に採血器具の先端をあててトリガーを押す。

(パチンと音がして、指先を輪ゴムで弾いたような痛みがあります)。

4.採血器具が正しく動作すると少量の血液が出てきます。

5.血液をカバーガラスに吸い付かせるように少量採取します。

(この際に血液を大量に採取すると正常な観察が出来ません)

6.採取した血液がついたカバーガラスをスライドガラスにのせます。

7.顕微鏡にプレパラートをセットします。

8.ピントを調整し、プレパラートを上下左右に動かして、採取した血液を観察します。※1〜3までの操作はチェックを受けられるご本人様に行って頂きます。プレパラートへの血液塗布はご自分で行うことが難しい場合はこちらでお手伝いします。

※顕微鏡の操作は原則としては院長が行いますが、ご希望の方にはご自分で操作して観察して頂くこともできます。

 

利用法例

○施術により身体の変化を客観的に見る指標に

→施術の前後に血液観察を行い、血液の変化を可視化して見ることが出来ます。

*ただし変化には個人差があります。血液状態の変化は施術効果を表す一つの指標に過ぎません。血液観察も治療効果を感じる一つの参考程度とお考え下さい。

○食習慣改善の指標に

→中性脂肪が多い、コレステロールが多い、血糖値が高いと血液検査では色々な数値が出てきますが、血液観察では、数値的にそれらの情報を読み取ることはできません。ですが、直接自分の血液の中を覗くと、中性脂肪が見えたり、食品添加物の残りカス(プラーク)が見えたりします。タンパクや血糖の状態によって、赤血球の状態が変化するため、不摂生な生活を送っていると、美しくない血液の画像が現れます。定期的にセルフチェックを行い血液の状態を確認することで食習慣の改善の効果を実感することも出来ますし、誤った習慣の改悪をしてしまう危険性も減らせますと考えます。

○美容・健康食品などの効果を実感する参考に

→美容・健康食品は沢山出回っていますが、予防のために飲んでる方であれば、本当に効果が出ているのか実感するのは難しいです。健康食品やサプリメントの摂り始めから血液観察を行い、定期的に観察をして行くことで、効果の指標にされてみてはいかがでしょうか。

 

よくある質問

Q1:採血は痛いですか?

A1:ほとんど痛くありません。全くの無痛ではありませんが、輪ゴムで指先を弾いた程度の痛みがあります。初めての時は少し怖いかも知れませんが、慣れるとほとんど苦痛を感じません。しかし、痛みを感じる程度は個人によって異なるため、採血が怖い方やすごく不安な方は強く痛みを感じる恐れがあります。

 

Q2:病気が見つかりますか?

A2:見つかるきっかけになる事はあります。血液観察は、自分の血液を観察して健康維持に役立てるものですから、それだけで病気の発見を目的にはしておりません。

 

Q3:何分くらいかかりますか?

A3:採血は1~2分、観察は5~10分程度です。血液の状態をさっと眺めるだけなら全体を通して10分とかかりませんが多くの方は、血液を見ることが今までなかったためかとても興味津々に画像を眺めてあっという間に時間が経ちます。

 

Q4:家族や友達など複数人で行っても大丈夫ですか?

A4:大丈夫です。2~3人でまとまって来られても問題ありません。また他人の血液と異なることで個人差が大きいことが実感できると思います。

 

Q5:どれくらいの間隔でチェックをしたほうが良いのでしょうか?

A5:生活習慣や食習慣の見直しを行い、その成果を確認する為に定期的にチェックしてみる事をお薦めします。体温計で熱だけ計っていても熱が下がるわけではないのと同じで、血液も、ただチェックだけ繰り返していても変化は期待できません。睡眠・運動・食事を軸に変化が起こるような生活習慣改善を行い、1〜2週間置き、1ヶ月置きなどある程度定期的な観察を推奨します。また本当に改善を望むのであれば、スタジオパタカでのパーソナルヘルスコーチをご利用ください。


お問い合わせは、info@studio-pataka.com