日常的に運動をされる人や、力仕事をしている人におすすめなのが、テーピング用テープ。関節の固定や補強だけでなく、アスリートのパフォーマンスをサポートする目的でも使われています。しかし、伸縮性の有無や適合部位など、商品によって種類はさまざま。どれを購入すればよいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、人気のキネシオテープの選び方と、おすすめ商品を紹介します。ぜひ記事を参考にして、キネシオテープを上手に活用してみてください。
キネシオテープとは
関節を固定・サポートする従来のテーピングと異なり、キネシオテープは筋肉に沿って貼り、筋肉や靭帯のような伸縮性を持たせます。そうすることで血液やリンパの流れを促進し、ケガの痛みや凝りの改善が期待できます。スポーツのパフォーマンス向上だけではなく、日常生活の機能サポートまで幅広く対応できるのがポイントです。
特定部位専用テープとはは、サポートしたい部位用にカットされているテープのことです。例えば、KINESIO(キネシオ)は、首・腰・肩・膝・手首・足裏向け、GONTEX(ゴンテックス)には膝や足首などのほか外反母趾・太もも向けなどのサポートテープがあります。サポートしたい部位に合わせた形状なので、簡単にテーピングテープを貼ることができます。
伸びるタイプは可動域の大きい膝、肘、肩などを固定することが多いため、関節をしっかり固定できる50mmのテープ幅が好まれます。一方で伸びないタイプはケガ予防や筋肉・関節サポートなど多彩な用途に対応できるよう、テープ幅は38mmがおすすめです。こちらは指や手首の小さな関節にも対応できます。登山やランニング・バレーボールなどスポーツに合わせて、手や足首・膝など一番補強したい部分に適切な長さ・幅のテーピングを使用しましょう。
テーピングテープには防水や撥水加工されているタイプがあります。そのため、スポーツ中の汗に強く、屋外で急に雨が降ってきたり運動後にシャワーを浴びたりしても安心。スポーツだけではなく、料理やお風呂掃除など安心して家事に専念することができ、日常生活のサポートにも最適です。
一般的なテーピングテープはホワイトカラーですが、実はカラーバリエーションが豊富。黒はもちろん、青や赤、黄色などの鮮やかなカラーもあれば、肌色に近いタイプもあります。色が入ったテーピングを使えば汚れが目立つことはありませんし、気分に合わせてカラーを選ぶことができる楽しみにもなります。一方、肌色のテーピングは目立ちづらいため、服の色とケンカせず気軽に使えるメリットもあります。
試合前や試合中など、急いでテーピングを使用したい場面がでてくることも珍しくありません。その際、わざわざハサミを使わなくても手でちぎることができたり、点線に沿って切り分けたりできるものがあると便利。使用する場面や用途を考えて購入しましょう。